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【Excel VBA】Msgbox関数の使い方(1)

VBAの勉強を始めまして、少し継続しています。

これまで以下の流れでVBAの使い方を勉強してきました。

  1. 開発タブの表示方法
  2. VBA編集画面の表示方法
  3. プログラム入力と実行方法
  4. VBA入力支援機能の確認
プログラムの入力と実行では、プログラムを実際に実行し、メッセージボックスに文字列を表示できることまで確認しました。
今回は、その時に使用したMsgbox関数の使い方を少し学んでみようと思います。
 

Msgbox関数

メッセージとボタンを表示し、押下ボタンに応じた数値を返す関数です

 

Msgbox構文

構文=MsgBox(prompt[, buttons][, title][, helpfile, context])

引数   省略可否   内容
prompt   省略不可   メッセージを指定
buttons   省略可   ボタンを指定
title   省略可   ダイアログボックスのタイトルを指定

※helpfileとcontextは十分理解できず割愛
※buttonsを省略し、titleのみの入力は不可?

メッセージの改行

改行=vbCrLf

Public Sub test()
MsgBox "Hello" & vbCrLf & "Goodbye"
End Sub

改行に必要な文字列は "vbCrLf" だけですが、前後に "&(アンバサンド)" を挿入するのを忘れないようにします。上記プログラムを実行すると、以下の表示になります。

f:id:nonbiridenote:20170507014653j:plain

ボタンの指定

表示するボタンの種類

定数     表示ボタン
vbOKOnly   0   [OK]
vbOKCancel   1   [OK]、[キャンセル]
vbAbortRetryIgnore   2   [中止]、[再試行]、[無視]
vbYesNoCancel   3   [はい]、[いいえ]、[キャンセル]
vbYesNo   4   [はい]、[いいえ]
vbRetryCancel   5   [再試行]、[キャンセル]

表示するアイコンの種類

定数     表示アイコン
vbCritical   16   警告メッセージ
vbQuestion   32   問い合わせメッセージ
vbExclamation   48   注意メッセージ
vbInformation   64   情報メッセージ アイコン

標準ボタンの設定

定数     標準ボタンの設定
vbDefaultButton1   0   第 1 ボタン
vbDefaultButton2   256   第 2 ボタン
vbDefaultButton3   512   第 3 ボタン
vbDefaultButton4   768   第 4 ボタン

戻り値(押下ボタンに応じて返される数値)

定数    値    説明
 vbOK     1     [OK]ボタンが押された 
 vbCancel     2     [キャンセル]ボタンが押された 
 vbAbort     3     [中止]ボタンが押された 
 vbRetry     4     [再試行]ボタンが押された 
 vbIgnore     5     [無視]ボタンが押された 
 vbYes     6     [はい]ボタンが押された 
 vbNo     7     [いいえ]ボタンが押された 

 

実行例

Sub test()
Dim test As Integer
test = MsgBox("本当に宜しいですね?", vbOKCancel + vbCritical, "警告")
End Sub 

 上記プログラムを実行すると、以下の表示になります。

f:id:nonbiridenote:20170507015604j:plain

 

以上で、Msgbox関数の使い方を終了します。If文などの条件分岐と組み合わせることで、実際には使用していくことになりますが、もう少し勉強してみてから更新する予定です。

 

なお、過去記事は以下。

 

otoshigoto.hatenablog.com

otoshigoto.hatenablog.com

otoshigoto.hatenablog.com