おとしごと

子育てとか、日々の生活とかで感じたことを

【育児】しりとりの魔法

f:id:nonbiridenote:20150701043632j:plain

 

息子(4歳)をお風呂に入れるときには、しりとり遊びをするようにしています。しりとりはルールが簡単で言葉の勉強にもつながる上、何より本人が楽しんでくれていることから、お風呂の時の定番の遊びになっています。

今の所『爆発的な語彙力アップ!!』と言うほどの効果はさすがにありませんが、それでも知っている単語は結構増えてきました。

しりとりって何が良いの???について考えてみました。

『楽しい』から続けられる

楽しいと言うことは、何より重要。だって、楽しくなかったら続けられないから。それは、大人だってこどもだって変わらない『長く続けることの絶対ルール』ですね。

お風呂に入って息子に「今日は何して遊ぶ?」と聞くと、「しりとりで遊ぼう!!」となるので、うちの息子は『しりとり』を『遊び=楽しい』と認識しているようです。時には水鉄砲やシャボン玉で遊んだりもしますが、しりとりで定期的に遊ぶことにより、以下で記述するようなメリットを享受しやすくなると考えます。

粘り強く考える力がつく

 しりとりは、自分の知っている単語の中から、条件に該当する単語を見つけなければなりません。うちの息子の場合、知っている単語の数がそれほど多くないこともあってか、しりとりを続けるうちに考える時間がどんどん長くなっていきます。例えば『う』という単語に当たった1回目は『うし』『うま』などとすぐに答えられても、3回目、4回目ともなると、『う、う、う、う・・・うあ・・・うい・・・うう・・・うえ・・・うえ!!』のような感じになります。

すぐに分からなくても、粘り強く考えて、答えを見つけることで、その『粘り強く考える力』が身についていきます。

新しい言葉と出会える

幼児は、テレビや絵本、保育園(幼稚園)などでの経験から、日々新しい言葉を吸収してくることと想像します。ですが、目線を変えると、限られた空間の中で毎日生活しているわけですから、新しい言葉と出会える機会は多いとはいえないかもしれません。

そこで、しりとりを通して、少しずつ新しい単語を覚えていって貰うのです。しりとりの最中、知らない単語があったら質問するよう言い聞かせておきます。そして、知らない単語をあえて使い、都度説明をして覚えて言って貰うのです。一度や二度の説明では、きっと覚えてはくれませんが、なんども繰り返しているうちに、すこしずつ単語を身につけ、語彙が豊かになっていきます。

説明する力が身につく

しりとりの最中、逆にこちらから『その単語は何のこと?』と聞くと、こどもの説明する力が身につきます。うちの息子もたどたどしい口調で『えっと、これは、~~で、~~のこと。』『~~のときに使ったよ!!』などなど、頑張って説明してくれるのです。時には間違っていることもありますが、それはそれでスルーしてあげたり、場合によっては修正してあげたりしています。

達成することの喜びを味わえる

しりとりの回数に目標値を設けます。例えば、今日は10回まで続けようとか、20回まで続けようとか、そういう目標です。目標を設定して、達成することの喜びを幼いうちから身に着けるのも大事かなぁ~と思い始めました。

改めて考えてみると、しりとりの他にも、ジグソーパズルを完成させる、バスケットボールのドリブルをN回続ける、積み木をN段重ねたタワーを完成させる、ご飯をちゃんと食べる・・・など、色々な所で『目標設定して頑張ろう!』ということにしていました。

あまりプレッシャーにならないよう注意することも一つ大事になると思いますね。

まとめ

幼児が楽しんで語彙力を身に付けられるしりとりは、昔からの伝統の遊びでしょうけれど、現代っ子にも通じる魔法の遊び。我が家では、今後も続けていこうと思います。

皆さんのご家庭でも試してみてはいかがでしょうか?